デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座

デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座
管理人ブログ掲示板このサイトについてメール

ホーム > 撮影テクニックあれこれ > ボケをあやつろう

ボケをあやつろう





コンパクトデジカメや携帯のカメラではなかなか表現できない背景をぼかす写真は、一眼レフカメラの得意分野です。
一眼レフカメラではこの「ボケ」が比較的簡単に撮影できるため、背景をぼかした撮影に憧れて一眼レフカメラを手に入れる方も多いかと思います。

ここでは、「ボケ」の仕組みと、撮影方法、注意点についてご紹介していきましょう。





ボケの基本は被写界深度が決め手

ボケは、被写界深度が浅い写真(ピントが合っている範囲が狭い)ほど、また奥行きがあればあるほど強くなります。
被写界深度って何?って方は、こちらをご覧ください。

また、絞りを開放することでボケやすくなりますし、望遠で撮影してもボケやすくなります。

明るいレンズを使っている方は、絞りを開放側で撮影すると、またズームレンズなどで撮影する場合は、被写体から少し離れて望遠側で撮影するとよくボケます。



ボケを上手に撮影するコツ

何気ない写真でも背景をぼかすことで、被写体をより強調することができます。



ボケはピントの合っている部分と背景との距離が遠ければ遠いほど強くなりますので、斜め上からではなく、真横から撮影することで背景との距離を大きくなり、結果としてボケの強い写真ができます。

左の写真のように、一部分だけにピントを合わせることで、奥と手前がボケていますね。

これはカメラを地面スレスレの高さにして、できるだけ奥行き感が出るように撮影してみました。

普通に立って斜め上から撮影すると、何の変化もない落ち葉も、ボケを使うことで奥行きのある写真に仕上がりました。








ぼかしのまとめ

開放F値が小さい(明るいレンズ)を使い、絞り優先モードで絞り値(F値)をできるだけ小さくする。

ズームレンズなら、なるべく被写体から離れて望遠側で撮影する。

被写体と背景の距離が大きくなるように配置やアングルを考える。

背景はあまり目だない色や落ち着いた色を選ぶ。

人物など一部分を強調したい時は、ボケがより引き立つ。

というような感じでしょうか。




ぼかすのに適していない例

一度ぼかす楽しみを覚えてしまうと、何でもかんでもぼかしてしまうようになりがちですが、注意が必要です。

よく料理や小物などを紹介するブログなどで、撮影物をクローズアップしすぎて、みづらい写真になっているのをよく見かけます。

本人は格好よく撮っているんだと思いますが、品物や料理を紹介する場合の写真は、ボケよりも全体がよくわかるシャープな写真に仕上げる方が、見る側からにとってはとても親切です。

料理などのボケはあまり強くしないほうが無難ですね。

ボケを小さくするには、絞りを絞って、できるだけ被写体に寄って広角側で撮影します。


また、夜景、風景写真、建物など、写真全体が主人公になるような写真を撮影するときは、ある程度メリハリのある写真のほうが綺麗に仕上がりますので、ぼかすのはあまりおすすめできませんね。

撮りたいものが一部分なのか、全体なのか・・・というのをよく考えて撮影しましょう。


いろいろ試して素敵なボケ写真を撮影してみてください!




まずはデジイチでは欠かせない絞りについて説明していきましょう。ここで説明する絞りと後に説明するシャッター速度は、撮影の基本中の基本です。
ちょっと難しい言葉ですが、簡単にいうと「ピントが合っている範囲」のことを言います。 厳密に言うとピントが合う部分は範囲ではなく線になりますが、人間の目から見てくっきりしている範囲が被写界深度となります。
一般的なレンズは絞りを開放で撮影するより、いくらか絞った方が画質が向上します。カメラに詳しい方なら知っている方がほとんどですが、意外と知らない人も多いようです。

スポンサーリンク