デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座

デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座
管理人ブログ掲示板このサイトについてメール

ホーム > ためになる応用知識 > ダイナミックレンジとは

ダイナミックレンジとは



デジカメ用語でダイナミックレンジと呼ばれるものがあります、ダイナミックレンジとはCCDが感じとることができる最も明るい部分と暗い部分の範囲のことをいいます。文章では説明が難しいですので、下で更に詳しくご案内していきましょう。




ダイナミックレンジと白飛び・黒つぶれの関係

この世界にはいろいろな明るさがあります。真夜中と真昼間ではもちろん明るさが違いますし、室内と窓の外・・・も同じように異なる明るさがあります。

また同じ屋外や室内でも、光が当たっている部分と影で暗くなっている部分がありますね。

それらをカメラで撮影すると、必ず明るい部分と暗い部分が存在します。あまりに明暗差が大きくなると、一方が真っ白になってしまったり、またもう一方が真っ黒になってしまったりします。



例えば上の写真、窓の外の景色は鮮明ですが、屋内の壁は真っ黒ですね。これは基準を窓の外に合わせて撮影したので、カメラも窓の外の明るさに合わせて調整をしましたが、ダイナミックレンジの幅には限界があるため、暗い部分の階調が失われてほとんど真っ黒になってしまっています。

まあこんな写真は黒つぶれというのですが、別に腕が悪いわけではありません。



それではこの写真を見てください。室内の桶の明るさを基準に撮影しました。今度は窓の外は真っ白になってしまっていますね。これも腕が悪いわけではなく、カメラの明るさを感じ取れる範囲の限界があるため、どちらかの明るさを優先してしまうと、どちらかは諧調の表現ができずに飛んでしまいます。

簡単に言うとこの明るさが表現できる範囲の広さのことをダイナミックレンジといいます。





ダイナミックレンジは明るさの許容幅と考えよう

人間でもトンネルの中をしばらく走っていて、トンネルを抜けるとまぶしくなりますね。しばらくすると目が慣れてきてもとの明るさに戻ります。カメラのCCDもこれと同じことがいえます。


この世界にある明るさは、以下の表のようになります。


人間の目では、明るいものと暗いものを見分ける能力がありますが、カメラのダイナミックレンジは人間の目ほど高性能ではありません。

例えば、部屋の中に明るさを基準にカメラで撮影した場合、カメラのダイナミックレンジの幅を超えた部分の明るさ(上表では)曇り空より明るい部分、また月明かりより暗い部分は階調表現ができず、真っ白と真っ黒になってしまいます。

基準点をどこにするかで、そのカメラの限界を知った上で写真撮影に望まなければいけませんね。



全部の範囲を写せるカメラは存在しない

どんなに高い高性能な一眼レフカメラでも、すべての明るさの領域をカバーできるようなCCDはありません。確かに高いカメラほどダイナミックレンジの広さは広くなっているので、より明暗のある写真でも写せるようになりますし、擬似的に明るさを補正する機能などはあります。

撮影する上でどうしても両極端な明るさのものが出てきますが、どちらを主役、脇役にするかを決めた上で、上手に撮影していきましょう。



HDR(ハイダイナミックレンジ)という技法もあります

同じアングルで異なる露出の写真を数枚準備し、レタッチソフトなどで合成して、明暗部分をなくしたHDRと呼ばれる技法もあります。







よくある失敗写真の例として、白飛びと黒つぶれというのがあります。オートモードで撮影すると、カメラが自動的に適正露出になるように調整してくれますが、環境や被写体の状況によっては明るすぎたり、暗すぎたりする場合があります。
みなさんはHDR(ハイダイナミックレンジ)合成という言葉を耳にしたことはないでしょうか。最近これらを紹介しているサイトやブログがとても多くなってきました。
カメラの液晶画面や、画像加工ソフトなどで、写真とともに現れるグラフのようなものを見たことはありますか?

スポンサーリンク