デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座

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F値とは



F値とは、絞りの開き具合(光の取り込む穴の大きさ)を数値化したものです。絞り値ともいいます。

絞りはレンズによってその開き具合を調整することができますが、どれくらい絞っているのかをわかり易く把握するためにF値が使われます。




数字が大きいほど光の通る穴は小さくなる


上の表は簡単にF値の特性をわかり易くしたものです。

F値は数値が大きいほど絞り込む(光の通る穴が小さく)状態となります。数値が小さいほど絞りを開放する状態となります。

F値が小さいとたくさんの光を取り込めるため、速いシャッター速度で撮影ができます、また背景のボケ方も強くなります。

逆に絞り込んでいくと穴が小さくなるので、シャッター速度を遅くしなくてはいけませんが、全体的にシャープな写真に仕上がります。


F値1.4で撮影 背景がよくボケています。


F値16で撮影 全体的にピントが合ってシャープに仕上がっています。

F値を操作することで、被写体だけをキリっと写すこともできますし、全体的にピントが合った写真にすることもできます。





同じ構図でもF値をいろいろ変えながら何枚も撮影するのが上手な人の撮り方です。ボケ方などを確認しながら数枚撮ってみましょう。同じ構図でもボケ方次第で雰囲気がかなり変わります。



レンズの良し悪しは開放F値

開放F値とは、全開、つまりそのレンズで絞りを目いっぱい開いた状態の明るさのことをいいます。一般的にはそのレンズの明るさを示す指標にも使われていて、レンズ本体やカタログなどにも記載されているF値というのも、この開放F値が記載されています。

例えばレンズに以下のように記載されていたとします。
AF 18-200mm F3.5-6.3
このレンズは18~200mmで焦点距離が可変できるズームレンズですが、F値が3.5~6.3と記載されています。つまり広角側では3.5が開放F値となり、望遠側ではF6.3が開放F値となります。

これだけの要素ではありませんが、一般的に開放F値が小さい(明るいレンズ)ほど値段の高いレンズ(良いレンズ)となる傾向があるので、開放F値がF2.8以下のレンズだと、明るい良いレンズだと言われています。明るいレンズについてはこちらも参照ください。


比較的単純な構造で、レンズの構成数も少ない単焦点レンズは光のロスも少なくF値の小さい明るいレンズになり、レンズ構成が複雑なズームレンズほどF値が大きい暗いレンズになる傾向があります。



絞りによって画質も変化する

どんなレンズでも開放で撮影するよりもいくらか絞ったほうが高画質で撮影できます。また絞りすぎて撮影すると回折現象が起きるため、画質は悪くなってきます。例外もありますが、そのレンズの最高のパフォーマンスを発揮するのはF8前後がよいとされています。詳しい解説はこちらもご覧ください。

ただし、良いレンズ(価格の高いレンズ)は、開放で撮影しても画質が低下しにくくなっています。開放F値が小さく(明るく)、さらに開放側で撮影しても高画質なレンズは良いレンズということになりますね。



レンズを紹介しているサイトや、レンズをレビューしているコーナーなどで、よく「明るいレンズ」、「暗いレンズ」というのを目にしたことはないでしょうか。
まずはデジイチでは欠かせない絞りについて説明していきましょう。ここで説明する絞りと後に説明するシャッター速度は、撮影の基本中の基本です。
一般的なレンズは絞りを開放で撮影するより、いくらか絞った方が画質が向上します。カメラに詳しい方なら知っている方がほとんどですが、意外と知らない人も多いようです。
コンパクトデジカメや携帯のカメラではなかなか表現できない背景をぼかす写真は、一眼レフカメラの得意分野です。

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