デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座

デジタル一眼レフカメラの保管方法

最終更新日:2019年5月2日

初心者の方にとって注意して頂きたいのが、デジタル一眼レフカメラの普段の保管方法です。どこにでも置いておけば良いというわけではなく、 きちんと保管しておかないとカビ発生やホコリ混入などのトラブルが発生の原因になりかねません。
せっかくお小遣いをはたいて高級レンズを買ったのに、カビやほこりにまみれてしまっては元も子もありませんので、普段から保管方法には気をつける必要があります。ここではデジタル一眼レフカメラの失敗しない保管方法についてご紹介いたします。

カメラやレンズの脅威はホコリと湿気

デジタル一眼レフカメラを保管する際に気をつける点は、ホコリ湿気です。ホコリがレンズ内部やカメラのイメージセンサー、ファインダー内部に入ってしまうと簡単に掃除できませんし、撮影の際の写り込みの原因になります。



更に湿気が原因でレンズに曇りが現れたりカビが生えてしまったら・・・ヘコミ度は言うまでもありませんね。一般的にホコリやカビの除去は保証対象外なので、業者に修理を依頼するとかなりの額になります。レンズの内部がカビてしまったものは分解して除去するしか方法がなくなりますので、カビを発生させないようにすることが大切です。

ですから初心者といえどもホコリと湿気に気をつけた保管方法を考えましょう。押入れや戸棚、引き出しの中などに入れている人はリスクが高いと言えますので、今すぐに保管場所を変更しましょう。特にカメラバッグごとその辺の棚や押し入れに放り込んでいる人… いないでしょうか。



一般的にカメラやレンズを保管するのに適した湿度は40~50%程度だといわれています。60%を超えてくるとカビ発生の原因になりますし、また極端に低い環境でもよくありませんから、適切な湿度に保つ必要があります。特に日本は四季がありますので、冬場はあまり考える必要はありませんが、 梅雨や夏場は湿気が多く、そのまま放置すればカビが生えるリスクが高まります。

デジタル一眼レフカメラやレンズを保管するケースを準備する

まずはカメラを保管するケース(入れ物)を用意しましょう。ケースに入れることでホコリの進入を防げますし、密閉することにより湿気が入り込むのを防ぐこともできます。ケースとしては以下のようなものがあります。


■ドライボックス(防湿庫)
カメラや光学製品を保管する専門の防湿庫です。小さいタイプからキャビネット型の大型タイプまで出ていますが、小さいものだとオーブンレンジ程度の大きさです。常に安定した湿度を保てるので安心して保管できます。価格は2万円から5万円程度、電気代はほとんどかかりません。


カメラ専用の防湿庫があれば安心。初期投資が必要ですが、購入してしまえばわずかな電気代でホコリと湿気からカメラを守ってくれます。

簡易ドライボックス
最近手軽で人気なのが、簡易ドライボックスと言われるもの。カメラアクセサリーメーカーなどが販売している防湿ケースで、手軽にカメラや レンズの保管ができるため初心者でも簡単に扱えます。数千円程度で購入できるため大変リーズナブルです。中に乾燥剤を入れておけば安心ですし、簡易的な湿度計を入れておけば湿度のチェックも容易です。


簡易ドライボックスは、わずかな初期投資で手軽に湿気とホコリからガードしてくれます。こまめな湿度チェックと乾燥剤の交換が必要になります。

食品用の密閉ケース
海苔や乾物などを入れる食品用の密閉ケースでも十分代用が可能です。ホームセンターなどで1000円くらいで売っています。密閉性が高いフタにゴムパッキンが付いている物が必要です。食品の乾燥用に使うシリカゲルなどを買って入れておけばOKです。


パッキンがついていれば、市販の密閉ケースでも代用可能。

乾燥剤を準備する

簡易ドライボックスや食品用に密閉ケースは単なる入れ物であるため、湿度を下げるための乾燥剤を一緒に入れないといけません。
食品用のシリカゲルなどでもよいですが、ドライボックス専用の乾燥剤なども市販されています。乾燥剤を必ず一緒に入れて、湿度が分かるように湿度計も入れておきましょう。



■カメラ用の専用乾燥剤
カメラアクセサリーメーカなどから発売されているドライボックス専用の乾燥剤です。カメラ保管に特化しているため安心です。

■シリカゲル
シリカゲルは繰り返し使える防湿剤として人気があります。湿気を吸うと色が青からピンクに変わるため、色が変わったら取り出して電子レンジなどで湿気を飛ばすと再生できます。通販などで買うことができます。

■食品用の乾燥剤
海苔などの乾物に同梱されている石灰乾燥剤と呼ばれるもので、一度吸湿すると体積が増え、再利用することはできません。コストが安く乾燥能力も高いですが、直接水分が付着すると発熱する場合があるのでカメラの保管にはあまり向きません。

保管前にしっかり清掃を行う

保管する前に、使い終わったカメラやレンズの清掃をしっかり行いましょう。せっかく密閉された空間に機材を保管するのに、汚れを持ち込んでしまっては意味がありません。
ブロアーなどでカメラやレンズのホコリやチリを払い、クリーニングクロス等で表面の汚れや油脂分もふき取っておきましょう。汗や油脂分はカビの栄養源となるため、しっかり拭き取りましょう。
デジタル一眼レフカメラの掃除方法についてはこちらもご覧ください。


レンズやアクセサリ類はどうする

レンズは保管するとき取り外した方がいいのか… ということですが、管理人としてはボディとレンズを装着したまま保管しても問題ないと思います。外す回数を増やすとそれだけホコリが混入するリスクも高くなりますし、つけっぱなしで保管してもどうなるわけでもありません。
何年も使わないかも… という場合は外して保管してもいいと思いますが、普段の保管ならカメラとレンズは装着したままでも大丈夫です。

バッテリーは一時的な保管ならそのままにしておいても問題ありませんが、何か月も使わない場合はできるだけ使いきった後、カメラから外しておきましょう。保管する際は金属部分に触れないように絶縁された袋(ビニール袋などでOK)に入れて保管しておきましょう。充電器や他のアクセサリ類もケースの容量に余裕があれば一緒に入れておくと紛失するリスクも減ります。

管理人おすすめの保管ボックス

しっかり保管するには専用の防湿庫がベストですが、防湿庫は場所を取ってしまうだけでなく、初期投資もかなりのものになりますので初心者には敷居が高いアイテムです。

管理人おすすめとしてはカメラ専用の防湿ボックスと言えますので、是非準備するようにしましょう。ここではおすすめの防湿ボックスをご紹介いたします。

HAKUBA ドライボックスNEO 9.5L スモーク 防カビ剤+湿度計セット

本体と交換レンズを入れても余裕の9.5Lタイプのドライボックスに、乾燥剤と防カビ剤、湿度がチェックできる湿度計もセットになっているお買い得モデルです。
この中に入れて保管しておけば安心です。


デジタル一眼レフカメラの保管方法 まとめ

・カメラやレンズの天敵はホコリと湿気である
・一度カメラやレンズにホコリが入ったり、カビが生えたりすると自力での除去は困難
・ホコリやカビが生えないように、専用のケースに入れて保管することが望ましい
・防湿庫や簡易防湿ボックスなど、機材の量と予算に合わせて準備する
・簡易防湿ボックスを買う場合は、乾燥剤を忘れないように
・収納前にはカメラやレンズの手入れをしっかり行い、汚れや油脂を持ち込まないようにする
・レンズはつけっぱなしでも可 バッテリーは長時間使わないときは外しておく

管理人自身もお気に入りのレンズを何年も放りっぱなしにしてカビまみれにさせてしまった経験があります。ちょっとした保管方法の改善で、カビやホコリを防ぐことができますので、上記を参考にしっかり保管するようにしてみてください。

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