デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座

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レンズをカビから守る




レンズのトラブルや悩みで最も多いのがカビの発生。レンズはガラスなのでカビが生えるなんて思わなかったと思う初心者の方も多いようです。
長期間湿気のある場所への保管や、ケースやバッグにしまいっぱなしの方は要注意です。


カビの発生原因

ご存知の方も多いようですが、カビは高温多湿を好みます。ちょうど梅雨前の5月から10月にかけて発生しやすくなりますね。気温が20度以上、湿度が60%以上となると危険ゾーンです。特に6月や7月は要注意です。

また、カビの成長に必要な養分は、人間の油脂や指紋、ゴミやホコリです。高温多湿+栄養豊富な油ギッシュなレンズはカビにとって最高の環境といえましょう。

環境が適合すれば、わずかな時間でもカビは菌糸を伸ばして成長していきます。







カビてしまったレンズはクリーニング可能?

たいていの場合カビの発生はレンズの外側から始まりますから、初期の段階であればクリーニング可能ですが、ご存知のとおりレンズは何層にもなっているため、レンズ内部までカビが発生していると、分解して内側のレンズを取り外してクリーニングしないといけません。

よく分解してカビクリーニングを紹介しているサイトやブログもありますが、レンズの分解には専用の工具やある程度の構造知識、ホコリなどが入らない環境が必要となるため、初心者にはまず無理です。



レンズの内部までカビが発生してしまったら

レンズ内部までカビが発生してしまった場合、分解クリーニングが必要となります。さらにカビの菌糸がレンズのガラス内部まで侵食している場合は、クリーニングでも除去できないため、レンズの一部分を新品に交換修理することとなります。

捨てるつもりでチャレンジするなら、自分で分解掃除してもいいと思いますが、一般の方は修理依頼するのをおすすめします。

カメラ屋さんに持ち込む方法もありますし、各メーカーからホームページを通じて申し込むことも可能です。

キャノンレンズ修理サポートページ

ニコンレンズ修理サポートページ

オリンパス修理サポートページ

さて、気になる金額ですが、レンズのクリーニング・カビ取りについては、やはりレンズの種類によって大きく変わってくるようですね、安いレンズの場合は5000円から可能な場合もありますし、レンズによっては数万円かかるものもありそうです。

また、カメラ専門店などで修理を独自に行っている所もあるようです、一度お店に持っていって見積もってもらうのもいいかと思いますが、それでも安くはないでしょう。



やってはいけない保管方法

さて、ここからはカビの発生を未然に防ぐ方法についてご紹介していきたいと思います。
まずは、やってはいけない保管方法についてご案内していきましょう。以下のどれかに当てはまっている方は要注意です。

カバンやケースの中にずっと入れっぱなしにしていないか?
カメラやレンズをケースやカバンの中にずっと入れたまま保管していないでしょうか。更にそれを押入れやタンスなどの中に入れているのなら、もう目も開けられません。すぐ取り出して確認してみましょう。

使用後、拭かずにそのままになっていないか?
使った後、レンズに油脂や指紋、ゴミやホコリがついたまま保管していないでしょうか。すぐにクロスやブロアーでクリーニングしておきましょう。

押入れ、洋服ダンス、引き出しや戸棚の中などに入れていないか?
風が通らない場所は危険がいっぱいです。おそらくこの辺りに保管している方が大半だとは思いますが、今すぐ改善を・・・

風通しの良い室内も要注意
いくら風通しが良いといっても、梅雨の季節は高温多湿になりがちです。




ぜひ防湿庫か乾燥ケースへ入れましょう

カビは温度が少々高くても湿度さえ低くすれば発生を大きく抑えることができます。
防湿庫は湿度を一定に保つことができるカメラやレンズの保管庫です。手軽に湿度をコントロールでき、わずかな電気代(1ヶ月で数十円程度)で駆動し、乾燥剤を取り替える必要もありません。カメラ以外にパスタや海苔、乾物の保存庫として使っている主婦の方もいるようです(笑
用途や機材の数に応じて様々なサイズのものがあります。





より手軽に防湿をするなら、防湿ボックスがおすすめです。防湿ボックスは乾燥剤と一緒にカメラやレンズを入れる密閉式の入れ物です。
少ない投資で手軽に防湿保管できますが、乾燥剤を入れて防湿するため、こまめに湿度をチェックする必要があります。乾燥剤は入れすぎると湿度が低くなりすぎますし、効力がなくなるとその都度買い足す面倒さがありますが、それでもその手軽さゆえにとても人気が高いです。

「HAKUBA」のドライボックスが人気です。用途やレンズの量によって大きさを選んでみましょう。




簡易湿度計や予備の乾燥剤も準備しておきましょう。一緒に買っておけば安心です。



デジタル一眼レフカメラやレンズはとってもデリケート、テレビやパソコンなどと同じ感覚で掃除をしてしまうと、うっかりキズをつけてしまったり、汚れを取ったつもりが逆に汚してしまった・・・などという失敗談も耳にします。
防湿庫とは小型の冷蔵庫のような感じで、カビ発生の原因である湿度を最適な状態(30%~50%程度)に保ち、またホコリなどの侵入を防いでカメラやレンズを守ります。
一眼レフカメラがより使い易く手軽にはなりましたが、やはり元は精密機械・・・ 中にはデリケートな部分もあり、それなりに大切に扱う必要があります。

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