デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座

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カタログ用語レンズ編



お店などでもらってきたカタログを見ながらレンズを選ぶのは楽しいものです。

サイトや雑誌などでは売れ筋で人気のレンズというのは限られていますが、どんなメーカーからどんなレンズが出ているのだろうといろいろ見てみるのは、レンズの知識向上にもつながりますし、やっぱり見ていて面白いですね。

しかしカタログには、難しい用語や意味のわかりにくい表記も多々あり、何を意味するのかに困ることも多いかと思います。

ここでは、カタログなどによく出てくる用語を解説していきたいと思います。




初心者でも基本的な部分はチェックすべし

カタログに表記してある記号やアルファベットは、各レンズメーカーによって違います。似たような機能や性能でも言い回しが異なることがあるので注意が必要です。

ただ、基本的な部分は各メーカー共通で表記されているので、まずはレンズの基本表記について確認してみましょう。

まず、基本となるのは焦点距離と開放F値です。どんなレンズでもこれは必ず表記されています。


上の表記は基本となる部分です。mmと表記されているのはレンズの焦点距離です。図のように18-55mmと表記されているのは、18~55mmで焦点距離が変えられるズームレンズという意味ですね。

続いてF3.5-5.6はそのレンズの開放F値、つまりレンズの明るさを表しています。これも3.5~5.6と焦点距離によって開放F値が変化します。開放F値が2.8以下のレンズは、性能が良い明るいレンズといわれています。


上の表記は単焦点レンズを表しています。短焦点レンズは焦点距離が変わらないので1つだけですね。開放F値も2.0と変わらないので、1つだけです。ズームレンズでも性能が良いレンズは開放F値が広角側でも望遠側でも変わらないものがあります。


基本をつかんだら、メーカー別の特殊表記も勉強してみましょう。



キャノンレンズの表記の見方

それではキャノン製レンズのカタログ表記について見ていきましょう。



EF
キャノンEOSシリーズにマウントできるレンズはすべてEFからはじまります。KISSデジのような廉価版一眼レフには35mm版より小さいAPS-Cサイズの撮像素子が使われていますが、APS-Cサイズに特化したレンズはEF-Sからはじまる型番もあります。EFではじまるレンズはキャノン製と覚えておきましょう。

Lレンズ
F2.8の後ろにLという表記がありますね。Luxury(贅沢な)という意味で、頭文字をとってLレンズと呼ばれます。その名のとおり明るくて高性能なレンズに表記されています。高級なだけあって、お値段も2桁万円台がほとんどで、初心者が扱うレンズとしてはなかなか手が出ないですね。

USM
USMとは(Ultrasonic Motor)の略で、超音波モーターを採用しているレンズにこの表記がされています。超音波モーターはピントを合わす際のオートフォーカスに使われ、高速で静か、更に消費電力も少なくて済む利点があり、中性能以上のクラスのレンズでよく採用されています。



IS
ISとは(Image Stabilizer)の略で、レンズ内で手振れ補正をしてくれる機能がついているレンズはISと表記されています。以前は高性能レンズしかついていない機能でしたが、構造が簡素化され、一般クラスのレンズでもズームレンズを中心に採用されています。


同等スペックで新型などが発売された場合、旧型と型番を区別するためにⅡ(2)などの表記が使われることがあります。




ニコンレンズの表記の見方

ニコン製レンズのカタログ表記についても見ていきましょう。

ニコンレンズはキャノンと違い少し表記が複雑になります、その分詳細まで良くわかりますが、初心者には何のこっちゃ?という記号もたくさんあるので、要点だけ押さえておきましょう。



AF-S
オートフォーカス機能+超音波モーターを採用しているレンズにはこの表記がされています。超音波モーター非搭載には単にAFと表記されています。超音波モーターは速くて静かです。

DX
ニコンには大きくDXレンズとFXレンズに分かれています。ニコンの一眼レフカメラにはDXフォーマットというタイプとFXフォーマットというタイプの2種類がありますが、超高いプロ仕様のカメラはFXタイプで、一般的に出回っているのはDXフォーマットレンズです。

NIKKOR
ニッコールはニコンの旧社名、この名前がついているレンズはニコンのカメラに装着できる、ニコンマウントレンズという意味。

G
GのほかにDというのもあります。Gは絞りリング未搭載という意味で、絞りはカメラ本体で調整します。一方Dと表記されているレンズはレンズ自体に絞り調整リングがあり、まわして絞りを調整できる機能がついたレンズです。一部の単焦点レンズなどに搭載されています。

ED
EDは特殊低分散ガラスを搭載しているという意味です。色にじみや色収差などを押さえる働きがあります。中性能クラス以上のレンズに多く採用されています。

VR
レンズ内で手振れ補正をしてくれる機能。キャノンのISとほぼ同じ働きです。




基本的なスペック表を理解しよう

レンズの大きな特性が分かったところで、次はカタログに記載してある細かい所をチェックしていきましょう。


上の表はとあるCanonレンズのカタログに記載されている性能表です。名称については先ほどご説明しましたね。

おさらいすると、EF-Sマウント(APS-Cサイズ用)で、焦点距離は18mmから55mmまでのズームレンズ、開放F値は広角側(18mm)でF3.5、望遠側(55mm)でF5.6、ISは手ぶれ補正機能付き、Ⅱは2代目ということですね。

レンズ構成
レンズが何枚使われていて、何グループになっているかというものです。初心者はあまり気にする必要はありません、レンズの枚数が多いほど高性能レンズということではありません。ズームレンズほど構成数、枚数は多くなる傾向があります。

絞り羽根枚数
絞り羽根の枚数です。多いほど円型絞りとなりぼかした時が美しくなりやすいですが、多い=高画質ではありません。一般的には6~9枚程度が出回っています。

最小絞り
開放F値とは逆に、目一杯絞ることのできるF値が記載されています。ただし、絞りすぎると逆に画質が低下するので、目安程度に見ておけばOKです。

最短撮影距離
撮像素子から被写体までの最短撮影距離です。簡単に説明すると、被写体にどこまで近づけるか・・ということですね。近ければ近いほどアップで撮影できますね。

撮影倍率
1/4や0.25倍などと表記されています。1/4も0.25倍も同じ意味です。マクロレンズなどでは1/1、1倍と等倍で撮影ききる物もあります。
撮像素子と同じ大きさの切手を撮影した場合、1倍だと画面いっぱいに切手を映せますね。0.25倍だと目いっぱい寄って撮影しても、画面の25%しか写せません。
もちろんズームレンズの場合は望遠側にしたときに最も拡大して撮影できます。

駆動系
ピントを合わせるオートフォーカスモーターにどんな種類を使っているかを表しています。これが高性能なほどシャッターボタンを半押しにした時のピント合わせが素早くなります。
メーカーによって呼び名が違いますが、大手2メーカーですと下記の通りです。

Canon→ USM>STM>DC  USMが一番速く、続いてSTM、DCの順。
Nikon→ SWM>小型SWM
超音波モーターを搭載したものほど速く、価格も高価になります。

重さ
これも気になるところですが、ズームレンズほど、また明るい大口径レンズほど重く大きくなる傾向があります。

レンズフィルター径
レンズフィルターやプロテクターの直径サイズが表記されています。52.58.62.68.72・・・・と表記されています。62なら直径62ミリという意味です。プロテクターなどは同じ口径のものを選びましょう。

最大径・長さ
筒を目一杯伸ばした時の長さと最大径を表記しています。大きさの目安に確認しましょう。




一眼レフカメラの最大の特徴として、レンズを交換することができます。 初心者の方は買った当時のレンズだけをずっと使っていらっしゃる方も多いと思いますが、たくさんの交換レンズが出回っています。
レンズの特性編。ズームレンズの利点、弱点などを勉強していきましょう。
レンズを紹介しているサイトや、レンズをレビューしているコーナーなどで、よく「明るいレンズ」、「暗いレンズ」というのを目にしたことはないでしょうか。

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