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暗い写真を明るくするテクニック



ここではRAW画像で撮影した暗い写真を明るくするテクニックを紹介します。写真がアンダー気味になってしまい、見た目は真っ黒で失敗写真のように見えますが、完全に黒潰れしていない限りある程度補正することができます。
シャドウや黒レベルなどを調整して、暗めに写ってしまった写真を明るくしてみましょう。

サンプルRAW画像データはここからダウンロードできます。
(約25MB、規格はCR2でCanonのRAW画像です)







どんな写真なのかを確認してみる

Lightroomでサンプル写真を読み込んで、下の図のように現像モジュールにしましょう。窓の外の明るさに基準を合わせてしまったので、窓の外は綺麗に写っていますが、廊下は暗くなってしまい一部が真っ黒に見えます。




まずは画面右上にあるヒストグラムを確認してみましょう。ヒストグラムとは写真の明るさの要素をグラフ化してものです。詳しくはこちらでも解説していますのでご覧ください。
この写真では、ヒストグラムの山が左側に寄っているのがよくわかると思います。また、右端にも高い山があり、中間にはあまり山がありません。このような写真は全体的に暗い写真ですが、極端に明るい場所(窓の景色)もあり、中間の明るさが少ない極端な明暗差が大きい写真ということになります。



ヒストグラムの左右端になる▲をクリックすると、黒潰れして真っ黒になっている部分と、白飛びして真っ白になっている部分がそれぞれ青と赤で写真に表示されます。再びクリックすると表示を元に戻せます。






上の図のように黒潰れエリアは青く、白飛びエリアは赤く塗りつぶされます。画像を補正する上で、できるだけこのような場所を少なくすることが大切です。




暗い部分を持ち上げる

それでは、下の図のように画像調整パネルのシャドウのスライダをドラッグして+80程度になるようにしてみてください。





廊下の暗い部分が持ち上がり、見違えるほど明るくなりました。しかし、窓の外の明るさはほとんどそのままです。このようにシャドウは画像の暗い部分だけを明るくする役割があります。



修正後のヒストグラムを見ると、左寄りだった山が中央部にも現れ、中間の明るさが豊富にあることを意味しています。暗めだった写真がバランスの取れた写真に修正されましたね。



黒レベルを調整して、画像を引き締める

黒レベルとは、先ほど調整したシャドウよりも更に暗い部分を調整するツールです。慣れてくると様々な応用が利くツールですが、ここでは明るくなりすぎた部分を少し暗くして、写真を引き締めたいと思います。



黒レベルのスライダを右や左に動かすと、特に暗い部分がより暗くなったり明るくなったります。シャドウだけを上げたままの写真ですと、明暗差がないのっぺりとした写真になってしまうので、黒レベルを-30ほどにして少し暗い部分を強調してあげると、メリハリのある引き締まった写真になります。



廊下の壁などが程よく暗くなり、引き締まりました。




シャドウ部のノイズを軽減させる

暗い部分を明るく持ち上げると、画像にノイズ(ザラザラ感)が発生しやすくなります。プレビュー画面では写真が小さいのであまり分かりませんが、画像を拡大するとよくわかります。

それでは画像を拡大してみましょう。マウスポインタを画像へ移動させると下のようにマウスポインタが虫眼鏡のマークに変わります。

 

ここでマウスを左クリックするごとに、画像が拡大したり元に戻ったりします。拡大画面で暗い部分をよく見てみると、画像がザラザラしているのがよくわかります。




画像調整パネルの下の方にノイズ軽減というのがあります。輝度を50くらいになるまでスライダを動かしてください。



スライダを右へ動かすとノイズが軽減され、ザラザラ感が少なくなっているのがよくわかると思います。



100までやるとノイズがほとんど消えてしまうのですが、やりすぎると画像のディディール(くっきり感)がなくなってしまい、ピンぼけしたような写真になってしまうので、やりすぎは禁物です。写真によってノイズがある程度目立たなくなるように30~70くらいで調整してあげると良いでしょう。



微調整をして出来上がり

窓の外の景色で白飛びしていた部分があったので、ハイライトを-30程度にしてあげます。見た目はほとんど変わりませんが、階調のある画像に仕上がります。




これで出来上がりです。まだまだ調整できる部分はたくさんありますが、ここでは暗い部分の持ち上げ方と、ノイズの軽減についてわかってもらえればOKです。




暗い部分が持ち上がり、明るい部分も少し修正し、ノイズも少なく自然な写真に仕上がりました。



 明るい写真を暗くするテクニック



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