デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座

レンズフィルターの種類と役割

最終更新日:2019年5月2日

デジタル一眼レフカメラや、ミラーレス一眼カメラの交換レンズには、先端にフィルターを装着できることをご存知でしょうか。これらはレンズフィルターと呼ばれており、種類の違うフィルターを使い分けることで、撮影を有利に進めたり、極端な設定で撮影することができるようになります。ここでは交換レンズに取り付けるフィルターの種類と役割についてご紹介したいと思います。

レンズプロテクター

レンズプロテクター(保護フィルター)は最もポピュラーなレンズフィルターで、レンズの前玉(一番先端のレンズ)を保護する透明のガラスのことを言います。スマートフォンの液晶画面をキズなどから守る保護フィルムやガラスと同じ役割と思ってもらえればよいでしょう。

デジタル一眼レフカメラのレンズはスマホやコンパクトデジカメと違い、レンズが収納されていおらず常に飛び出した状態になっています。レンズの先端は岩や柱、硬い角などにぶつけてしまう可能性が高く、レンズを直撃すれば大変なことになりますが、レンズプロテクターをつけておけば、軽いキズ程度ならレンズにダメージが及ぶことがありません。これ以外にもホコリやチリなどの侵入を防ぐ役割もありますので、装着しておいて損はありません。

初心者の方は必ず装着してほしいレンズフィルターの1つで、レンズを購入したときにセットで準備しておくようにしましょう。普段の使用はつけっぱなしで大丈夫です。

管理人おすすめのレンズプロテクター

Kenko PRO1D プロテクター 58mm

Kenko PRO1D プロテクターは通過率が高く、余計な反射を防ぐことができるおすすめのプロテクターです。
コストパフォーマンスもよく、初心者の方が最初に取り付ける保護フィルターとしてはとても人気があります。


紫外線(UV)カットフィルター

紫外線カットフィルターは、その名の通り紫外線をカットする効果があり、晴天時の海や山などの風景撮影時に青みがかった色を抑える効果があります。
しかしローパスフィルターが装着されているデジタルカメラでは、ローパスフィルター自体に紫外線をカットする効果があるため、不要という意見も多いようですが、コントラスト向上や色収差の軽減なども僅かながらあり、また価格も比較的手ごろなため、保護フィルターの代わりとして使ってもよいかと思います。

管理人おすすめのUVカットフィルター

Kenko UVレンズフィルター Zeta UV L41 58mm

Kenko UVレンズフィルター Zeta UV L41は通過率が非常に高く、ZRコートの採用により面反射0.3%以下になっています。UVカット効果はもちろん、保護フィルターの役目も十分に果たしてくれますので、予算に余裕があればこちらを購入するとよいでしょう。


偏光フィルター(PLフィルター)

偏光フィルターとは、余計な光の反射を抑えてくれる効果があります。主に日の光が当たっている風景などの被写体に有利で、空をより青く、日に当たる木々の葉をより緑に、水の中をより鮮明に写し出すのに優れています。 景色や風景写真を撮影する場合など、なくてはならないフィルターと言えます。

管理人おすすめの偏光フィルター

Kenko PRO1D WIDE BAND サーキュラー58mm

性能と価格を両立したおすすめモデルの1つで、筆者も愛用している偏光フィルターです。通過率が高くシャッター速度の低下を若干ですが抑えられます。


減光フィルター(NDフィルター)

減光フィルターとは、光の入る量を少なくするためのフィルターで、いわゆる「サングラス」のような効果があります。明るい場所でスローシャッターにしたい場合や、太陽など極端に明るい被写体を撮影したい場合などに用いられます。
ND4・ND8・ND16・・・と数値が大きいほど減光効果が大きくなります。また非常に高価ですが、任意の減光度合いに回しながら調整できる可変減光フィルターも販売されています。

管理人おすすめの減光フィルター

Kenko PRO1D プロND16 (W) 58mm

流れる滝を糸のように撮影したいならND16(光量が16分の1)がおすすめです。取り付けたままファインダーで構図を確認することができますし、日中の滝であってもスローシャッターが可能。


各フィルターはレンズのフィルター径と同じものを購入しよう

スマートフォンの保護フィルムを購入するときも、ご自分の持っている機種に合わせたものを探しますよね。レンズに取り付けるフィルターも同じことで、ご自分の使っているレンズの大きさに合ったフィルターを選ぶ必要があります。
デジタル一眼レフカメラ用のレンズの径は、一般的なものとして58mm、67mm、72mmが使われており(大型の望遠レンズや特殊レンズを除く)、フィルターの径もこの規格に準拠している場合がほとんどです。 ほとんどのレンズはネジで回すタイプですが、一部の望遠レンズや特殊レンズでは違う形の装着方式もあります。カタログや表記をよく確認してから買うようにしましょう。

レンズフィルターの種類と役割 まとめ

・レンズフィルターはレンズの先端に取り付けや交換ができるアタッチメント
・レンズプロテクターは普段使いには必ず装着しよう
・プロテクターの代わりにUVカットフィルターを取り付けてもよい
・日中の風景撮影には偏光フィルターを取り付けることで色が鮮やかになる
・明るい場所での長時間露光などには減光フィルターを使うとよい
・フィルターはレンズの径の大きさに合ったものを選ぶ

初心者にとって、レンズの扱いは慣れるまでは注意しなければなりませんが、保険の意味も兼ねてレンズプロテクターは必ず装着しておきましょう。上記を参考にフィルターの種類や特徴を理解していただき、撮影のステップアップに役立ててみてください。

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