デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座

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露出とは



露出ってちょっと難しい言い方ですが、簡単に言うと撮像素子やフィルムに光を当てることを露出(または露光)と言います。

写真の出来栄えを左右する露出は、絞りとシャッター速度の関係で決まります。

適切な条件で撮影すると、写真もちょうどいい具合に仕上がります。この露出がうまい具合になっているものを適正露出といいます。




シャッター速度と絞りで露出は決まる

他のサイトでも「例」としてよく挙げられるのが、コップの水を例えて説明しています。

「コップにめいっぱいの量の水を入れてください」と言われたら、あなたは蛇口をひねって水をコップに入れると思います。 蛇口から出る水の量を「絞り」、蛇口をひねっている時間を「シャッター速度」と考えてみましょう。。

適正露出写真
上の写真は普通に蛇口をひねってコップに水を入れました。コップギリギリで止めたので適正な露出で撮影できました。


適正露出写真
次の写真は蛇口を少しひねってコップに水を入れました、水はちょろちょろしか出ませんが、その分コップに水が貯まるまで蛇口を出しっぱなしにしたので、こちらもしっかり適正な露出で撮影できました。


適正露出写真
最後の写真は蛇口を思い切りひねってコップに水を入れました。ドバっと水が出て一気にコップに水が入りますが、すぐ止めたので水はあふれずに、これも適正な露出で撮影できました。

以上の図のように、コップの水をいっぱいにする方法は何通りもあり、水道の蛇口をひねる量と、コップに水を入れている時間を調整すれば、どのような方法であってもコップいっぱいに貯めることができます。

写真もこれと同じで、蛇口をひねる量を絞り、水をためる時間をシャッター速度に置き換えて考えると同じことが言えます。


上の写真、4通りありますが、蛇口から出る量(絞り)を変えても、貯める時間(シャッター速度)を調整すれば、同じように水を貯められます。





露出アンダーと露出オーバー

ではこの写真を見てみましょう。
kurai.jpg(81671 byte)
見るからに暗いですね・・・ この写真は失敗作です。
ではどうなったらこのような写真になるのか考えてみましょう。

上の写真はコップの水に例えると、蛇口を開けたけれど、すぐに閉めてしまった状態です。コップに十分な水が溜まっていません。写真でも同じことで、 シャッターを開けていた時間が短く、十分に光が当たらないので暗くなってしまっています。
このような写真は露出が少ないので、露出アンダーといいます。



akarui.jpg(96614 byte)
それでは、こちらの写真はどうでしょう・・・
こちらは白っぽくてまぶしいですよね。

この写真は蛇口を閉めるのを遅らせてしまったため、コップから水があふれてしまった状態です。写真でも同じで、 光が当たる時間が長すぎると白っぽくまぶしい写真になってしまいます。
このような写真は露出が多いので、露出オーバーといいます。


蛇口から出る水が少ない場合は、その分蛇口を開けている時間を長くしないと水はなかなか溜まりませんし、逆に蛇口から 一気に水が出るような場合は、開けている時間を短くしないとすぐコップから水があふれてしまいます。

適正な明るさの写真を撮影するには、ちょうどこのコップの水がいい感じの量(少なすぎず、あふれず)になるように、露出(水の量)、シャッター速度(蛇口を開けた時間) をうまく調整する必要があります。




露出に関わってくるもの

露出の仕上がり具合についてはシャッター速度絞りISO感度などを組み合わせて決めます。

上述したとおり、コップの水を満タンにする場合、水の出がチョロチョロで、満タンにするのに10秒かかったとします。また水がドバッと出ていて、3秒で満タンになったとします。かかった時間はそれぞれ違いますが、結局はコップの水は満タンになりました。

カメラも同じことが言えるので、絞りを開けてシャッター速度を速くしても、絞りを絞ってシャッター速度を遅くしても、適正な組み合わせを選べば、適正な写真の仕上がりになるわけです。

このような組み合わせは何通りもあります。、実際には絞りを開ければボケの強い写真に仕上がりますし、絞りを絞り込めばシャープな写真に仕上がりやすくなるので、うまく組み合わせを調整することで、同じアングルでもまったく違った写真に仕上げることもできてしまいます。



普段は露出の設定はカメラが決めてくれる

でも普段デジカメやケータイで撮影してるけど、そんなに暗くなったり明るくなったり失敗することが少ないんですけど・・・ナゼ?

それは一般的なデジカメに、適正露出機能(AE)というのがついているので、何気なくシャッターを押すだけで、カメラが周りの明るさなどを判断し 適正な明るさになるように調節してくれる機能が付いているからです。

慣れてくると手動で露出を操作することで、わざと暗くしたり、明るくしたりすることもできます。

初心者の方には難しいので、露出とは写真の明るさの出来栄えと覚えておくといいでしょう。


シャッター速度とは、光をイメージセンサーに当てる時間のことです。別名露出時間とも言います。言葉で説明するのはちょっと難しいですが、シャッターが開いてる時間といった方が分かりやすいかもしれませんね。
ISO感度とは感光部が光を感じる感度の良さを数値化したものです。 もともとISO感度はフィルムの感度の規格でしたが、デジタルカメラの感度にも使われています。

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