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アルミ三脚とカーボン三脚の違い

カメラ用の三脚の脚の素材としては、主にアルミニウム製とカーボン製の2種類があります。カーボン製の方がなんとなく高価というイメージがありますが、この2つの違いとはどのようなものがあるのでしょうか。ここではカーボン三脚とアルミ三脚のメリットやデメリットなどをご紹介したいと思います。三脚を選ぶ目安としてご参考にしてみてください。




アルミ三脚のメリットとデメリット

アルミ三脚は脚の部分がアルミニウム合金で作られる三脚のことを言います。カーボンが登場するまではアルミしかありませんでしたが、現在でも大型の三脚を中心に人気があります。メリット・デメリットは以下のようなものがあげられます。
表面はツルツルで、多くは黒色に塗装されています。


アルミ三脚のメリット

同サイズの三脚であれば、カーボン三脚よりも割安。
カーボンと比べると寿命が長く、手荒く使っても丈夫。

アルミ三脚のデメリット

カーボンよりも重くなるため、持ち運びが不便。
振動減衰が劣るため、ぶれると落ち着くまで少し時間がかかる。
熱伝導率がよいので冬は冷え切り、夏はアツアツ。

アルミ三脚は同クラスのカーボン三脚と比べて価格は半分以下に抑えられます。そのため、手ごろな予算で本格的な中・大型三脚を手に入れることができます。
脚の構造自体はアルミパイプなので、比較的頑丈で取扱いも楽、少々ぶつけてもキズが付く程度で、いいものを買えば一生モノとして使えることと思います。

デメリットは、カーボンと比べると3割ほど重くなるので、持ち運びが不便という点があります、しかし三脚は重くて安定するほどよいとされていますので、ここはメリットにもデメリットにもなりますね。
また、アルミ素材はいったんぶれると、静止するまでに少し時間がかかります。(と言っても数秒程度)
更に外気温の影響を受けやすいので、冬は凍るほど本体が冷たくなり、夏は太陽にさらされると高温になるので注意が必要です。




カーボン三脚のメリットとデメリット

カーボン(炭素繊維)を用いた三脚は1990年代後半頃から普及しはじめ、現在はさまざまなサイズの三脚に使われています。カーボンは釣竿やテニスのラケットなどさまざまなものに使われています。カーボン三脚は脚をみれば一目でわかり、細い繊維がクロス状に織り込まれています。

一般的には「高価だが軽い」というイメージが定着していますが、メリットとデメリットを見ていくことにしましょう。


カーボン三脚のメリット

同サイズの三脚であれば、アルミ三脚よりも軽くて丈夫
振動吸収に優れているため、ぶれがすぐおさまる
熱伝導率が悪いため、冬でもさほど冷たくならない。


カーボン三脚のデメリット

価格が高価。(アルミと比べると2~3倍程度)
強い衝撃に弱く取扱いには注意が必要
耐荷重を超えたり、耐荷重ギリギリになると極端にぶれる


最大のメリットとしては、アルミと比べると軽い(20~30%軽量)ため、持ち運びが容易であると言えます。軽量ながらも強度はアルミと同等かそれ以上になるので、安定性が悪くなるというわけではありません。
またアルミのようにぶれないため、振動もすぐおさまります。さらに金属ではないので、冬でも氷のように冷たくならないですね。

逆にデメリットとしては、価格がとても高く、同クラスのアルミ三脚に比べると、2倍から3倍程度の値段になってしまいます。
取扱いにも少々注意が必要で、カーボン素材は樹脂でコーティングしてありますが、深い傷には弱く、できるだけぶつけたりしないようにする必要があります。衝撃にも弱いので、挟んだり踏んだりすると割れる可能性もあります。
また耐荷重に近くなると極端に振動したりしますので、耐荷重の半分程度を目安に使うとよいでしょう。



どちらを選べばよい?

夜景や野鳥撮影など、ブレを極力なくし、安定させて撮影したい場合はアルミ三脚を選ぶとよいでしょう。あまり遠くへ持ち運びをしない中・大型三脚については、アルミ三脚でも手頃な価格で購入することもできます。
風が強いような環境で撮る機会が多い場合も、アルミ製がいいですね。



長時間露光が必要な夜景撮影などは、アルミ三脚がおすすめ。


ハイキングや沢登り、街歩きなど、持ち運びを重視し、できるだけ三脚を軽くしたい場合はカーボンを選ぶとよいでしょう。持ち運びが有利な小型のカーボン三脚は、それほど価格も高くないため、購入しやすいのではないでしょうか。



山登りや滝撮影などは、極力軽い三脚にしたいですよね。そんな場合は小型のカーボン三脚が便利。





三脚素材のアレコレ

「カーボンは雷が落ちやすいは」嘘

「カーボンの釣竿は雷が落ちやすい」と噂されたこともあり、カーボンは電気を通しやすいのでは? と思われがちですが。カーボンでもアルミでも雷の落ちやすさは変わりません。撮っている最中にゴロゴロ鳴り出したら、すぐに三脚をたたんで、低い位置に置くようにしましょう。




カーボンは劇的に軽いわけではない

カーボンはとても軽いと思われがちですが、アルミとの比較で20~30%程度です。素材だけではある程度軽いですが、三脚には接合パーツや雲台などはほとんどが金属ですので、それらを合わせると、トータルで15%程度にとどまります。
例えば雲台と合わせて1500gのアルミ三脚であった場合、カーボン三脚では1200~1300gくらいで、体感的にすごく軽いとは感じません。過度な期待は禁物です。


三脚の素材にはそれぞれのメリット、デメリットがありますから、これらをよく考慮した上で、三脚の脚選びをしてみてください。




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