デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座

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フラッシュ・ストロボの基礎知識



暗い場所での撮影や逆光で被写体が暗くなってしまう時になどに、フラッシュが効果的です。フラッシュは正しくは「エレクトロニックフラッシュ」と呼びますが、メーカーによってはストロボとも呼ばれています。
私たちが何気なく使っているフラッシュですが、どのようにして光らせているのでしょうか。ここではフラッシュの基礎知識についてご紹介いたします。




フラッシュ装置は様々

デジタル一眼レフカメラでも入門機や中級機には小型ながら内蔵フラッシュを搭載しているモデルが多くあります。手軽にフラッシュ撮影ができますが、光量は少ないのであまり遠くの被写体を写すことは苦手です。

スピードライトと呼ばれる外付けフラッシュは、大きくかさばってしまいますが、光量も多く遠くの被写体まで光を当てることができます。



※入門機に搭載されている内蔵フラッシュ(写真左)、ミラーレス一眼用の外付けフラッシュ(写真中央)、外付けの大型フラッシュ(写真右)

フラッシュ装置はキセノンガスが入ったガラス管に高電圧を流すことで光ります。(簡単に言うと小さい雷を発生させているイメージです)




フラッシュの性能はガイドナンバーで決まる

みなさんはガイドナンバーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ガイドナンバーはフラッシュの性能を示す数値の1つで、GNとも呼ばれています。

ガイドナンバーは10.20.30.40・・・ように数値化されていて、数値が大きいほど光量が多く、より遠くの被写体まで光を当てることができます。

ガイドナンバーについてはこちらでも詳しくご説明していますが、ガイドナンバーの計算は以下の通りです。

GN(ガイドナンバー)=F値×距離(m)

例えばガイドナンバーが20のフラッシュでは、F4の絞りだと5mまでの距離なら正しく光が届くことになります。4×5=20という計算式ですね。ちなみにF8なら8×2.5=20ですから、2.5mまでならF8で撮影しても届くということになります。

ガイドナンバーを超える距離で撮影した場合は、もちろん正しく露光せず被写体が暗くなってしまいます。

  



内蔵フラッシュは便利なのですが、デジタル一眼レフカメラの内蔵フラッシュでガイドナンバーは12~13、ミラーレス一眼カメラの内蔵フラッシュではガイドナンバーは6~8程度と、ないよりはマシですが撮影可能距離は数m程度で主に室内向きです。

外付けフラッシュは光量が多く、ガイドナンバーは20~60のラインナップがあり、遠い被写体を撮影したり屋外での撮影に向いています。

ガイドナンバーについてはこちらもご覧ください。




調光機能のあるフラッシュとは

フラッシュの光の強さは常に一定(同じ明るさ)だと思っている方もあると思いますが、実はほとんどのカメラでフラッシュの明るさはカメラで変更することができます。

調光機能がないフラッシュでは、光の強さが一定なので、適正に露出できる距離が限られてしまいます。絞り値などを変えてしまうと、適正距離も変化するのでその都度距離を合わせないといけません。



 


一方、調光機能があるフラッシュでは光の強さが可変できるため、適正に露出できる距離の範囲が広がります。また絞り値などを変えても調光範囲内であれば一定の距離で撮影することができます。


 


現在発売されている大半のカメラには調光機能が付いていますので、被写体に近寄っても離れても(ガイドナンバーの範囲内であれば)、また絞りを変えても適正に露光できるようになっています。

光を出す量の測り方は、カメラ内のセンサーが直接レンズを通ってくる光の量を測るTTL自動調光という方式が採用されています。




フラッシュ撮影では調光補正が可能

光の強さを調整できるフラッシュが付いているということは、フラッシュの強さを自分の任意の明るさになるように調整できるということにもなります。

露出の仕上がり具合を変える方法として、露出補正がありますが、フラッシュの光量を調整することを調光補正と言います。

光の当てすぎにより人の顔が白くテカりすぎてしまう場合や、逆に弱すぎて黒っぽくなってしまう場合などに調光補正をして思っている光の当たり具合に調整します。

調光補正は露出補正と同じようにプラス+とマイナス+で補正します。調光範囲は(+3~-3)という具合に3分の1刻み程度で細かく補正できます。調光範囲はカメラやフラッシュ装置の性能によって変わってきます。



多くの一眼レフカメラやミラーレス一眼、ハイエンドコンパクトカメラには調光補正ができるものが多いのでフラッシュ機能をうまく使ってあげてください。


普段私たちが何気なく使っているフラッシュですが、カメラが自動的に明るさを判別して最適な光で写るように助けてくれているわけです。





ここでは一般的なコンパクトデジカメと比較して、デジタル一眼レフカメラの魅力についてご紹介していきましょう。
一般的にデジタルカメラ(通称デジカメ)と呼ばれるものは、大きく4種類に分かれます。
デジタル一眼を店頭やカタログで見ていると、値段の差が大きいことに気づく方も多いと思います。安いものは数万円から、高いものだと数十万円するカメラまで多種多様です。

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