デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座

デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座
管理人ブログ掲示板このサイトについてメール

ホーム > ためになる応用知識 > 手ぶれはなぜ起きる?

手ぶれはなぜ起きる?



夜間や室内でせっかく撮ったお気に入り写真、でも後でよく見てみると・・・  「アレっ?なんかブレてるっ!」という経験の方もいらっしゃると思います。 昼間の屋外での撮影ならばほとんど手ぶれは起きませんが、ここでは手ぶれはなぜ起きるのかをご説明しましょう。

yakei.jpg(83422 byte)
「なっなんじゃコリャ?」せっかく撮った夜景写真なのに・・・




手ぶれはシャッター速度と大きく関係します

手ぶれはシャッター速度が遅ければ遅いほど発生しやすくなります。手でカメラを持ちながら撮影すると、自分ではしっかり持っているつもりでも、やはりカメラは微妙に動いてしまいます。

昼間やフラッシュを使った撮影では、シャッター速度が速いため、手がぶれる速度よりシャッターが開いている時間が短いので、ほとんど画像には現われません。

ところが、夜景や暗い室内での撮影、特に花火などを撮影する場合は、光を十分取り込む必要があり、シャッター速度が遅くなります。シャッターが開いている間に撮影する位置がずれてしまうことで手ブレが発生しやすくなります。


bure1.jpg(65871 byte)
花火を三脚を使わず手持ちで撮影。ご覧のように手ぶれで波打ってます。

手ぶれは望遠で撮影するほど起きやすい

また同じシャッター速度でも、望遠レンズで遠くを撮影するとことでも手ぶれが起きやすくなります。望遠レンズは遠くを撮影できますが、 遠ければ遠いほど少しカメラを動かしただけで、撮影位置が大きく変わってしまいますね。

ですので夜間や暗い場所での望遠撮影は、三脚で固定して撮影しないと、そのまま素手での撮影はかなり厳しいです。


手振れ発生の目安

 レンズ種類(35mm換算)  フルサイズ  APS-C  フォーサーズ
 広角レンズ(28mm程度)  1/30秒  1/40秒  1/60秒
 標準レンズ(50mm程度)  1/50秒  1/80秒  1/100秒
 望遠レンズ(200mm程度)  1/200秒  1/320秒  1/400秒

上の表は、手振れ発生がしやすくなるシャッター速度を示したものです。表記の数値よりも遅いシャッター速度で手取り撮影する場合は注意が必要です。

イメージセンサーの大きさによっても変わりますが、APS-Cサイズが入門用一眼レフで採用されているので、そちらを目安にしてもらうといいでしょう。フォーサーズは一部のミラーレス一眼等に採用されています。

もちろん構え方や人によっても違うので、目安より遅いシャッター速度でも上手に撮影する人もいます。両手でしっかりカメラを構えて、脇をしめて、できるだけカメラをホールドして撮影しましょう。




手ぶれを抑える方法

それでは、手振れをなるべく抑える方法をご紹介いたします。

かならずカメラは両手で持つ
ただでさえ大きいデジイチ、片手ではカメラのぶれが大きくなってしまいます。両手でカメラをしっかり構え 、脇をしめて出来るだけカメラをしっかり包み込むように手で固定します。これだけでもずいぶん違いますので、是非試してみてください。

三脚を使用する
手振れをなくすもっとも手っ取り早い方法です、三脚を使用すれば確実に固定されるので、ブレが非常に少なくなります。完璧で美しい写真を撮影する場合は、やはり三脚を使用することをおすすめします。(風が強かったりすると三脚で固定してもブレることがあります)

mini.jpg(13728 byte)
ちょっとした場面で活躍するのが携帯に便利な「ミニ三脚」ひとつあると便利です。(積載重量が1kg以上の丈夫なものを買いましょう)

机やイス、台などの安定した場所にカメラを置く
安定した場所に置くことにより、位置が変わらず安定した撮影ができます 。ただ、角度の調整ができなかったり、安定したものが近くにない場合もあるで、使える機会は少ないと思います。

ISO感度を上げてシャッター速度を速める
三脚もない・・・台もない・・・手で構えて撮るしか方法がないよ~。という方には、ISO感度を上げる方法があります。 ISO感度とは、光を感じとる感度のことで、数字を大きく設定することで光の感度を上げ、速いシャッター速度でも撮影することができます。

ただし、ISO感度は上げすぎると画質が低下するので、上げすぎは禁物です。といっても手振れで撮影できないよりはマシなので、積極的にISO感度UP作戦を使いましょう。

通常のコンパクトデジカメですと、ISO800以上で画質が著しく低下しますが、 デジイチの場合はISO3200くらいまで上げてもそこそこの画質で撮影できます。室内のフラッシュなし撮影や通常のスナップ写真の撮影には有効ですが、夜景や花火の撮影では、 シャッター速度が速いとうまく撮れないので、三脚を使いましょう。

bure2.jpg(93572 byte)
特にこのような流れる花火の写真撮影の場合は三脚を使わないと綺麗に撮れません。




一眼レフカメラは一般的なコンパクトデジカメとは違い、基本的なカメラの持ち方、構え方があります。間違った構え方をするととても使いにくかったり、手ぶれの原因などにもなります。ここでは正しい一眼レフカメラの構え方を覚えましょう。
一般的にはISO感度を最も低感度にすることで高画質撮影が可能ですが、時と場合によってはISO感度も使い分けることによってよりダイナミックな表現が可能となります。
三脚は用途に応じて様々なタイプがありますので、1つあったらOKというわけでもなく、自分は何の目的で三脚が必要なのかというのも重要になってきます。

スポンサーリンク