デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座

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野鳥を撮影してみよう




美しい野鳥の写真は、撮る方も見る方も感動的なものです。しかし、小さく動き回る野鳥の撮影は一般的なスナップ写真や風景写真と違い、設備投資やテクニックがそれなりに必要になります。

ここでは初心者でも上手に撮影できるよう、最低必要な準備と撮影方法についてご紹介していきたいと思います。




定点撮影に必要なもの

ペットの鳥と違い、野鳥は警戒心が強く人間が近づくことが難しいです、鳥を見ながら常に鳥が来る場所の前へカメラをセットし、人は離れた所からリモコンを使って撮影するのが基本です。

必要な準備品
焦点距離が200mm以上の望遠レンズ
三脚
遠隔操作が可能なリモコンユニット(ワイヤレスタイプ)

最後の遠隔操作が可能なリモコンユニットは、一般的なワイヤレスレリーズではなく、撮影可能距離の長いタイプを準備する必要があります。各カメラメーカーから純正の無線リモコンやアクセサリメーカーからのリモコンが発売されています。

 

純正等は価格が高価なため、ベルボンから7千円前後でも発売されています。(お使いの一眼レフカメラのメーカーや機種によって適合したものを選んでください)




定点撮影してみよう

それでは順を追って撮影してみましょう。

鳥が来る場所の確保
遠隔撮影では、予め鳥が来る場所を予測して決めておく必要があります。毎回定期的に鳥が来る場所へカメラを向けて固定する場合もありますし、メジロなどの野鳥は家の庭先の木の枝に果物などを用意しておいたり、スズメなどは米などの雑穀などを撒いておいても良いでしょう。

三脚とカメラを固定し、ピントを合わせ調整する
鳥が来そうな場所を確保したら、鳥が止まると思われる場所へカメラと三脚をセットしてフォーカスをマニュアルにして前もってピントを合わせておきます。
あまり近すぎるのは良くないので、レンズの種類にもよりますがある程度距離を置いてカメラをセットしましょう。
F値は8.0程度、シャッター速度は速めの方がよいので、周りの明るさに応じてISO感度を調整しましょう。最後に連写にするのを忘れずに。

鳥が来るのを待つ
ここは、魚釣りと同じく鳥が来るのをひたすら待つだけです。忍耐との戦いですが、根気よく待ちましょう。

鳥が来たらタイミングを合わせてシャッターを切る
鳥がやってきたら、ワイヤレスリモコンで離れた場所からシャッターを切りましょう。こちらからはアングル等は見れないので、とにかく来たらシャッターをたくさん切りましょう。




野鳥を撮影するのレンズ選び

定点撮影は鳥が来るかどうかわからない上、ひたすら待つ必要があります。いろんな場所へ行ってその場で撮影する場合は、望遠レンズが必須となります。



APS-Cサイズで300mm以上の望遠レンズを使う
35mm換算で450mm以上となる望遠レンズが野鳥撮影では必須です。野鳥は小さい・近づけないので、これくらいの望遠レンズは是非用意しましょう。

なるべく軽いレンズを選ぶ
手持ち撮影が多くなりる機会に重いレンズは疲れるだけです。確かに明るい大口径レンズは魅力ですが、そんなものを振り回してアチコチ動き回るのは疲れるだけですね。

手ぶれ補正機能は必須
超望遠レンズでの手持ち撮影となれば、手ぶれが発生するのは必至、せっかくのシャッターチャンスを見つけて撮ったのに、後で見たらブレブレなんてことにならないように、手ぶれ補正機能のあるレンズを選びましょう。



野鳥を手撮りしてみよう

野鳥を手撮りする場合は、以下の点に気をつけてカメラの設定を行います。

F値開放・ISO感度は高めにしてシャッター速度は速く
1枚撮りではなく連写にして一気に枚数を稼ぐ
すぐシャッターが押せるように電源はONのまま

じっくり構図を狙って撮影する風景とは違い、一瞬の遅れが貴重なシャッターチャンスを逃がすことになってしまうので、気をつけましょう。




野鳥撮影おすすめレンズ

野鳥撮影におすすめなレンズをご紹介いたします。望遠ズームレンズは高価なものも多いですが、初心者向けの価格と性能を両立したタイプをご紹介しておきます。

TAMRON SP
70-300mmF4-5.6 Di VC USD

高速でAFを合わせる超音波モーターと高性能手振れ補正機能がついたレンズ老舗メーカータムロンの望遠ズームレンズです。

野鳥撮影だけでなく、スポーツ競技や航空機撮影、運動会など幅広く使うことができますし、望遠側は35mm換算で450mmの超望遠撮影も可能です。

価格も3~4万円台で購入可能なおすすめレンズです。


Canon EFレンズ
EF70-300mm F4-5.6L IS USM

キャノン純正の望遠ズームレンズで、APS-Cサイズのカメラなら35mm換算で450mmの望遠撮影が可能な高性能Lレンズです。

手持ち撮影には欠かせないレンズ内手振れ補正機能を搭載しているため、動き回る被写体を追いながらの撮影に適しています。
本体重量もこのクラスでおよそ1000gと軽く、機動性も抜群です。



シグマ APO
120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM

APS-Cサイズのカメラなら35mm換算でおよそ640mmの超望遠撮影が可能なシグマの望遠ズームレンズです。

レンズ内手振れ補正と高速音波モーター搭載で、素早いシャッターチャンスにも応答してくれますし、コレだけの機能があっても10万円を切るリーズナブルさも人気です。

野鳥だけでなく、様々な望遠撮影シーンに使うことができますね。


ニコン AF-S DX NIKKOR
55-300mm f/4.5-5.6G ED VR

手軽に超望遠撮影が可能なニコンのお手軽ズームレンズです。この価格かながら手振れ補正機能を搭載しており、手持ち撮影には有利なレンズです。

また重量が530gととても軽く、持ち歩きながらの長時間撮影はもちろん、女性の方でも扱いやすいレンズです。







レンズの種類や意味を知る上で最も大切な画角と焦点距離、ここでは画角と焦点距離の関係について勉強していきましょう。新しいレンズを買う時の目安としても役立ちます。
ISO感度とは感光部が光を感じる感度の良さを数値化したものです。 もともとISO感度はフィルムの感度の規格でしたが、デジタルカメラの感度にも使われています。
F値とは、絞りの開き具合(光の取り込む穴の大きさ)を数値化したものです。絞り値ともいいます。絞りはレンズによってその開き具合を調整することができますが、どれくらい絞っているのかをわかり易く把握するためにF値が使われます

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