デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座

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ズームレンズの利点・弱点



レンズの特性編
今回はズームレンズの利点、弱点などを勉強していきましょう。


ズームレンズってどんなレンズ?

ズームレンズは初心者の方を中心に、一眼レフ用レンズの中でも最も流通しているレンズです。

ズームレンズとは、一定の範囲内で焦点距離を可変することにより、写せる範囲を変えることができるレンズです。

一眼レフカメラ以外に、一般的なコンパクトデジカメでも3倍ズームや5倍ズームなど、焦点距離が可変できるレンズが採用されています。





ズームレンズの利点・弱点

ズームレンズの利点といえば、なんと言ってもその使い勝手ですね。レンズによって倍率は違うものの、例えば10倍ズームレンズを装着してしまえば、広角撮影から超望遠撮影までレンズ1本あればOKなわけですから、こんな便利なレンズはないでしょう。

わざわざレンズを交換する手間もいらないですし、何本も交換レンズを持っていかなくてもいいわけですし、機動性にも優れます。



キャノンから発売されている焦点距離18~200mm 11倍ズームレンズ、これ1本で広角から望遠までいろんな撮影シーンに対応できる。


一本のレンズでいろいろな表現が手軽にできるため、初心者向けの最初の1本としては、なくてはならないレンズではないでしょうか。


さて、前半で褒めまくってしまったズームレンズ、良い所取りで無敵のレンズに見えてしまいますが、実はズームレンズには大きな弱点もあります。

まずはその複雑なレンズ構成ゆえに、設計上どうしても暗いレンズになってしまいます。暗いレンズは暗い場所での撮影が苦手で、手振れしやすくなったり、どうしてもISO感度を上げざるを得ない状況が出てきます。

また、レンズの枚数も多くなるため、とても重くなります。特に倍率が5倍を超える高倍率ズームレンズではその傾向が大きくなります。

それから複雑なレンズ構成になればなるほど、ひずみやゆがみ、像のずれなどを補正するのが難しくなるため、単焦点レンズに比べて表現力の面で劣ってしまいます。

しかし技術の進歩が進み、最近のズームレンズでは明るさ、重量、歪曲補正などの弱点はかなり克服されてきています。

ズームレンズでもマニアや写真家をうならせるレンズもありますが、価格はウン万円~ウン十万円する高価格なものが多いですね。




ズームレンズの種類

一般にズームレンズといっても、その種類は様々です。それぞれの用途に合ったズームレンズを紹介していきましょう。

広角ズームレンズ
広角レンズとは、一般的に焦点距離が28mm(35mm換算)以下のことをいい、広角ズームレンズはおおよそ28mm前後の焦点距離で可変できるレンズのことをいいます。

初心者の方にはあまりなじみのないレンズと思われがちですが、その広い画角で、ダイナミックな撮影ができるのが人気です。


標準ズームレンズ
最も普及しているズームレンズで、一般的に焦点距離が50mm(35mm換算)を中心に可変できるレンズのことをいいます。入門向け一眼レフのKIT(キット)レンズにもよく使われているレンズで、18-55mm(35mm換算でおよそ28~83mm相当)という一般的なキットレンズもこの標準ズームレンズに含まれます。

コンパクトデジカメの3倍ズームとよく似た画角なので、一般的に使う様々なシーンに対応できるレンズです。


望遠ズームレンズ
望遠レンズの定義は決められていませんが、一般的には標準レンズ50mmより焦点距離が長いところで可変できるレンズのことをいいます。

焦点距離が200mmまでのものならば、入門向けのお値打ちレンズも発売されていますが、300mm、400mmと望遠域が大きくなるにつれて価格も高くなります。望遠ズームレンズは単焦点望遠レンズに比べ開放F値が暗くなりがちになります。

超望遠レンズは、屋外での野鳥、運動会、競技などの撮影のほか、月などの天体観測にも威力を発揮しますね。少し価格は高めです。


高倍率ズームレンズ
最後に広角から望遠まで幅広い焦点距離を1本でカバーできる、いわゆる倍率が大きいレンズのことを高倍率ズームレンズといいます。
レンズメーカーから発売されているものが多く、18mm~270mm(35mm換算で27mm~400mm)が1本でカバーできる超倍率のレンズも人気があります。

どうしてもレンズが重くなってしまったり、暗いレンズになりがちですが、最近ではその弱点も克服され、軽くて自然な写りになるようなレンズも発売されてきました。


レンズメーカーのタムロンから発売されている高倍率ズームレンズ。重さが450gと今までの高倍率ズームレンズと比べると軽い。




一眼レフカメラの最大の特徴として、レンズを交換することができます。 初心者の方は買った当時のレンズだけをずっと使っていらっしゃる方も多いと思いますが、たくさんの交換レンズが出回っています。
ズームレンズの中でも1本で広角から望遠まで利便性の良さが人気の高倍率ズームレンズ、長所と短所を上手に生かして使いこなしてみましょう。1つはあると便利なレンズです。
レンズを紹介しているサイトや、レンズをレビューしているコーナーなどで、よく「明るいレンズ」、「暗いレンズ」というのを目にしたことはないでしょうか。

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